ダイエット中、ほとんどの人が運動習慣や食事に気を配りますが「焼酎なら大丈夫！ウイスキーなら問題ない！」とアルコールの摂取について軽視している方も少なくありません。
しかし、アルコールはダイエットにおいて無視できない悪い影響を持っています。
今回は、アルコールがダイエットに与える悪影響と、その対策について詳しく解説させていただきます！
【目次】
アルコールのカロリーを見逃さないで
アルコールは1グラムあたり約7キロカロリーのエネルギーがあります。
これは、脂肪の9キロカロリーに次いで高いエネルギー量です。
しかし、ビタミンやミネラルといった栄養素をほとんど含まないため、「空のカロリー」と呼ばれています。
つまり、アルコールを摂取するとカロリーだけが体内に取り込まれ、栄養を摂取するといったメリットが全くありません。
脂肪燃焼を妨げるアルコールの代謝
アルコールを摂取すると、身体はまず、身体にとって有害であるアルコールの代謝を優先します。
この過程で他の栄養素の代謝が後回しにされ、脂肪の燃焼が抑制されてしまいます。
その結果、ダイエット中に燃焼されるべき脂肪が分解されず、運動や食事習慣を意識的に気をつけているにも関わらず、思ったようなダイエット効果が出ない場合があります。
そもそも、ダイエットに真剣に取り組んで結果を出したい人は「無駄な飲酒」はしない方がいいです。
付き合いや本当にどうしても飲まなくてはいけない時に飲酒をしてください。
そもそも、私自身はどんな場でも飲酒をしなくても「全く問題なし」でした、お酒嫌いですし。
食欲増進と過食のリスク
アルコールは食欲を刺激する作用があります。
飲酒後に「ついつい食べ過ぎてしまった」という経験はありませんか？
これはアルコールが脳の満腹中枢に影響を与え、食欲を増進させるためです。
結果的に、摂取カロリーが増え、ダイエットの妨げになります。
このように、アルコール摂取により、脳が正常な判断ができなくなってしまいます。
アルコールはこれだけ身体に悪い影響を与えていることを再認識しましょう。
ダイエットをするなら飲むな、飲むならダイエットするな！なんて時々思ってしまいます。
週1回程度位の楽しみとして考えられるようにしましょう。
血糖値の変動と代謝への影響
アルコールの摂取は血糖値の急激な変動を引き起こすことがあります。
血糖値が不安定になると、エネルギー代謝に悪影響を及ぼし、脂肪の蓄積を促進する可能性があります。
また、血糖値の乱高下は空腹感を強め、過食につながることもあります。
ダイエット中のアルコール摂取を見直す方法
１．適度な飲酒を心がける
ダイエット中でもアルコールを完全に断つ必要はありませんが、摂取量を適度にコントロールすることが重要です。
ビールやカクテルなど糖質の多い飲み物よりも、蒸留酒をソーダで割るなどの工夫でカロリーを抑えましょう。
とはいえ、アルコールはダイエットにも健康面にもデメリットしかないので、やめられる人はダイエットを気にお酒を絶ってみてはいかがでしょうか。
２．飲酒頻度を減らす
週に数日の「休肝日」を設けることで、体への負担を軽減できます。
また、飲酒の頻度を減らすことで総摂取カロリーも抑えられます。
また、大前提として「ダイエット」をしているのであれば「今までの悪い習慣」を変えなくては絶対に成功しません。
その悪い習慣の中にアルコールの日常的な摂取の習慣があるならば、その習慣を変えない限りは「真のダイエットの成功」にはなりません。
飲み方を工夫する
食事と一緒にゆっくりと飲む、水を交互に飲むなどの方法で飲酒量をコントロールできます。
これにより、アルコールの急激な摂取を防ぎ、食欲の過剰な刺激も抑えられます。
専門家に相談する
ダイエットと飲酒習慣の見直しについて、医師や栄養士に相談することで、より効果的なアドバイスを得ることができます。
まとめ
アルコールは高カロリーであり、脂肪燃焼の抑制や食欲増進など、ダイエットに悪影響を及ぼす要因が多くあります。
ダイエットの効果を最大限に引き出すためには、アルコールの摂取を見直すことが不可欠です。
適度な飲酒と健康的な生活習慣を心がけて、理想の体型を目指しましょう。
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