「健康に生活するために必要なこと」とはどのようなことでしょうか?
今回は健康に生活するために必要なことをお話していきます。
【目次】
1. 運動と健康
なぜ運動が健康でいるために必要なのか。
そもそも運動って何?と思う方も多いかもしれません。
健康で過ごすためには、運動が必要不可欠です。
1. 1 そもそも運動ってなに?
運動は、体を動かすことです。
日常生活を過ごすことでも運動になります。
もちろんスポーツなどに取り組むことでも運動になります。
日常生活での活動、スポーツ活動それらを組み合わせたものを身体活動と呼びます。
人間は動物です。
生活が便利になるにつれ体を動かうす機会が減ってきました。
交通の便もよくなり移動もバスや電車を多用するようになりました。
時間を節約できるという面ではいいですが、圧倒的に身体を動かさなくなったのは事実です。
動物として体を動かす機能を持っているのに機能を生かしていないという事です。
運動をしようとしていても、気候の変化(暑さ、寒さ)や日常生活での忙しさによってなかなか運動ができない(せめて出勤時の徒歩)のが現状だと思います。
ましてや、運動を日常生活のサイクルに組み込むことは、難しいことだと思います。
しかし、運動不足によって引き起こされる健康被害のリスクは、皆さんが思っている以上に深刻です。
2.健康でいるために運動が必要な理由
運動が健康でいるために重要なことだという事は、なんとなく理解できると思います。
しかし、なぜそこまで重要なのでしょうか。
2. 1 生活習慣病の予防
食事で摂取したエネルギーと身体活動で必要なエネルギーが釣り合っている状態が、健康でいるためにベストな状態です。
しかし、運動をほとんどしないのに、必要以上のエネルギーを摂取してしまうと、そのエネルギーが脂肪合成に使われます。
消費エネルギーと活動エネルギーが釣り合うことが重要です。
肥満は、糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病になるリスクが高くなります。
肥満症では高血圧の頻度が正常な人と比較し2.9倍
肥満、高血圧、高血糖、高中性脂肪血症のうち
3~4つが該当すると、
どれも該当しない場合に比べて
心筋梗塞・狭心症の発症率が36倍
恐ろしい数字です。
2. 2 筋力の維持とカラダの機能の維持
体を動かさないと恐ろしいスピードで筋力は低下します。
数日間寝込んだだけで、普段疲れない階段で疲れを感じたり、少し歩いただけで息切れしたり、体の動きが重く感じたことがある方も多いと思います。
このように、人間が本来持っている機能を使わなくなると驚異的なスピードで筋力は低下します。
単純に歩く動作だけでも多くの体の機能を使います。
大腿四頭筋(太もも表)、大腿二頭筋(太もも裏)、殿筋(お尻の筋肉)、背部の筋群(背中の筋肉)、腹斜筋(脇腹の筋肉)、ふくらはぎ、すねの筋肉などここに記載しただけでも多くの筋肉を使います。
重心移動する際のバランス感覚、長時間歩行するための心肺機能などの能力も必要です。
普段、何気なく行っている動作でこんなにもたくさんの機能が必要なのです。
素晴らしいことに筋肉は何歳になっても、適切なトレーニングをすれば成長します。
しっかりとカラダの機能を高めておくことで、段差でつまずき転ぶ、すぐにバランスを崩してふらつくなどで日常生活に支障をきたすことが少なくなります。
むしろ、体を動かすことが楽しくなるかもしれません!!
3 運動がカラダとココロに与える素敵な効果
《 カラダに与える効果 》
運動することでただ単に筋肉が増えるだけではなく、カラダの内部にも素敵な影響を与えてくれます。
・心肺機能の向上
・体力や筋力の向上
・健康的な体形の維持
・ケガの治りが早くなる
・膝や腰などの体の痛みが軽減する
・体の抵抗力が高くなる(免疫アップ・風邪の予防)
・冷え性の改善
・生活習慣病が予防できる
・肥満症の改善ができる
・メタボリックシンドロームの改善ができる
簡単にピックアップしただけでもこんなにも多くの効果があります。
カラダだけの変化だけでなく、精神的にも良い影響を与えてくれます。
《 精神的な効果 》
全力でカラダを動かした後に、何とも言えない達成感や幸福感を味わったことがある方もいると思います。
このように、運動は精神面にもいい影響が期待できます。
・うつ病に対する効果
・脳で感じているストレスの軽減
・不安感の改善
・物のとらえ方がポジティブになる
・楽観的になれる
・認知症の低減
・不定愁訴の低減
・気分転換やストレス解消
4 どのぐらいの頻度で運動したらいいの?
運動をする際は、体力や筋力に個人差があるので、はじめは決して無理をしないでください。
理想的なのは、パーソナルトレーナーに体のコンディションをチェックしてもらった後に、運動をスタートできるといいです。
関節や筋肉に痛みや、内科的な疾患がある場合は必ず医師に運動していいかどうか確認してください。
また、運動の強度は個人によって大きく異なるので専門家のアドバイスを参考にしてください。
簡単に始められるのは、通勤などで歩く時間を15分増やす、ひと駅前で降りて歩くなど無理のない範囲で実施してみましょう。
また仲間と一緒にスポーツを始めるのも理想的です。
テニス、野球、サッカー、ゴルフ、自転車なんでもいいです。
はじめは無理せず楽しくやることが大切です。
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整骨院に併設されているパーソナルトレーニングジム
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