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腹筋ダイエット?腹筋をしただけで本当に痩せる効果はあるのか?

ダイエットの目的として、ポッコリお腹をなくしたいと感じている人は多いのではないでしょうか。

きれいに6つに割れた腹筋まではいらないにせよ、引き締まってきれいなお腹や、くびれを手に入れようと腹筋を真剣にやってダイエットしている人を多く見かけます。

YouTubeなどの動画配信サービスでも、腹筋ダイエット、4分で腹筋バキバキ、ダイエット効果抜群といった内容で、数多くの腹筋ダイエットが紹介されていますね。

実際、腹筋をしただけで、お腹周りの脂肪は燃焼するのでしょうか?
腹筋ダイエットで、ウエストのくびれはきれいに見えるようになるのでしょうか?。

今回は、巷でよく見かける腹筋ダイエットに関しての考察をしていきます。

1.腹筋だけで本当に痩せることができるのか?腹筋ダイエットの現実

皆さん、筋トレってどんなイメージですか?

太くなって体重が増えてしまうイメージの方が多いと思いますが、決してそんなことはありません。
実際は、筋肉がつくことで身体が引き締まり、細くなっていくのです。

確かに筋肉は脂肪より重いですが、皆さんがダイエットのために筋トレをしても重くはなりません。

筋トレで全身の筋肉量を増やすことで、痩せ体質を作ることができます。

しかし、腹筋ダイエットのように、腹筋ばかりやっていても、増える筋肉の量はごくわずか。

ですから、腹筋ダイエットだけをやっていても痩せることはなく、大きなダイエット効果は期待できないのです。

2.腹筋をダイエットに組み込むメリット

ダイエット、痩せるという内容に関して、腹筋だけでの実現は難しいのですが、腹筋をダイエットに組み込むことで多くのメリットが存在します。
例えば腹筋をダイエットに組み込むことでお腹が引き締まったり、痩せたときにお腹のラインがきれいに見えたり、ポッコリお腹が改善できるなどの効果が期待できます。

以上のことからダイエットのための筋トレの一つとして、腹筋ダイエットを組み込む方法がおすすめです。

3.ダイエット時に腹筋をすることで、美しいウエストが手に入る

腹筋が不足すると、腹圧が低下するのでお腹がポッコリ出ることがあります。
また、単純に腹部に脂肪をため込み、ポッコリお腹になることがあります。

腹筋をするとポッコリお腹が改善できるという話をよく耳にしますが、脂肪をため込んでしまったポッコリお腹に関しては腹筋だけをしても絶対に改善しません。
腹筋だけでダイエットすることはできないので、食事のコントロールと組み合わせて改善していきましょう。

筋力不足でポッコリお腹になっている場合は、腹筋をすることでポッコリの状態が大きく改善します。

この際に、背中を丸めるような腹筋をしてしまうと姿勢が悪くなり、ポッコリお腹を悪化させるので気をつけて実施しましょう。

4.腹筋ダイエットなんて存在しない!ダイエット時にする腹筋の方法

そうとはいえ、ダイエット時に腹筋をすることでメリットはたくさんあります。

それでは効果的な腹筋の方法はあるのでしょうか?
腹筋の方法はたくさんありますが、その中でもシットアップやクランチといった、状態を起こすような方法が代表的な腹筋として挙げられます。

シットアップは状態を全部持ち上げるような方法で、クランチは腰が床から離れずに、肩甲骨が床から離れる程度に状態を起こす方法です。

いずれの腹筋に関しても、間違ったやり方をすると姿勢が崩れ猫背になるリスクがあるのであまりお勧めはできません。

最も効果が高いのはプローンポジション、フロントブリッジなどいろいろと呼び方はありますが、腕立て伏せの耐性で体幹をキープする腹筋です。

この方が背中を丸めたりしないので、腹筋全体に効果が出て姿勢も整い、結果として代謝がアップします。

30~45秒を3~5セット実施すると効果的です。
ぜひチャレンジしてください。

クランチやシットアップと組み合わせてもOKですが、姿勢を整える効果があるプローンポジションがおすすめです。

5.何度も言います!腹筋でダイエットはできない!!

ダイエットは『食事&筋トレ&有酸素運動』の組み合わせ!

腹筋でダイエットができるのであれば誰も苦労はしません。
『クランチ』や『シットアップ』などの腹筋をしたところで、脂肪燃焼効果なんてたかが知れています。

また、クランチやシットアップの腹筋に関しては腰痛のリスクが高いので、細心の注意を払って実施しましょう。
せっかくこれからダイエットのために運動を始めようという時に、痛くて動けないのでは元も子もありません。

筋トレをして、痩せやすい体質づくり
有酸素をして脂肪燃焼
食事制限で脂肪減少

この3つがそろえば、皆さんは確実に痩せることができます。

腹筋をはじめとする筋トレ全般で重要なのが超回復のサイクルです。

毎日同じ個所ばかりトレーニングしてしまうと、オーバートレーニングになりケガの原因になります。
しっかりと1~2日の期間を空けて、回復したタイミングで再び鍛えたい個所を筋トレしましょう。

ただし休みすぎは要注意です。
休みすぎると、超回復のサイクルを崩すことになります。
超回復のサイクルに合わせて、筋肉が一番成長するタイミングで筋トレをしましょう。

6.ダイエット時の腹筋効果を最大限にするには

ダイエット時に行う腹筋の効果を最大限に引き出すためには、その他の部位の筋トレと有酸素運動、食事制限が必要不可欠です。

特に、お腹周りの脂肪を落としてウエスト周りをきれいに見せたいのであれば、食事制限は絶対にしなくてはなりません。

カロリー制限、摂取する食事のバランスが重要です。

特にタンパク質や脂質に関しては、筋肉の成長や体のコンディションを整えるために大切なので忘れずに摂取しましょう。

ダイエット時であれば、タンパク質や脂質から摂取するカロリーの割合を増やすことで、効率的なダイエットしながら筋トレの効果も引き出すことができます。

7.腹筋ダイエットはあり得る?

結論、腹筋ダイエットはあり得ません。
腹筋をすることで、痩せた際に結果として腹筋がきれいに見えることはありますが、腹筋ダイエットとなると言葉がオーバー過ぎます。

ダイエットで身体をきれいに見せるために、腹筋のトレーニングは、必要不可欠ですが、ダイエットとして考えるのであれば、効果は乏しいのが現実です。

【参考ブログもご覧ください】

☆「コロナに負けるな!自宅でできる引き締め筋トレ集

☆「パーソナルトレーニング・ダイエットを SAMONAで行うメリット

☆「筋トレ(無酸素運動)と有酸素運動 組み合わせると脂肪燃焼に効果的?

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