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これって筋力低下?!筋力低下と肥満どっちが怖い?

『最近10kgくらい太っちゃった 笑』

 

体重増加や肥満症、メタボリックシンドロームなどに関する話はよく耳にします。
関心はやはり太ってしまった・・・などというような見た目やサイズ感の問題に集まるのは仕方がないように感じます。

 

患者さんのお話を伺うと、最近筋力が落ちちゃったとか、脚が昔より細くなってしまった、運動習慣がなくなった、などという言葉もしばしば耳にするようになってきました。

ただ共通して言えることは・・・

 

『もうこの年齢になったら筋肉はつかないのよ~』とかたくなに自分は筋肉がつかないと勘違いしてしまっている方が非常に多いということです。

 

 

確かに年々筋肉の成長スピードは遅くなりますが、しっかり筋力強化すれば必ず筋肉は応えてくれます。

筋力が低下すると、歩けなくなったり、階段が使えなくなったり、お買い物に行けなくなったり、ご友人とお出かけもできなくなったりと大幅に生活の質が下がります。

 

筋肉は何歳になっても成長します!!

 

 

1.筋力低下は30代から始まる?!油断していると命に関わる?

 

筋肉量の低下は皆さんが想像しているよりも若い年齢から始まります。
通常の生活をしていると30代からどんどん筋肉量が低下していき、40歳以降から顕著に筋肉が低下していきます。

 

中々、ご自身の筋力低下には気がつきません。
なんとなく疲れやすくなったなとか、少し階段が辛いなぁ~ぐらいの認識でいると想像より大変なことになります。

 

ご高齢になって、握力の低下や歩行能力が日常生活に支障をきたすなどの身体能力の悪化がみられる状態はサルコペニアと呼ばれます。

サルコペニアになってしまうと、日常生活に支障をきたすだけでなく、転倒による骨折、内臓機能の低下、心筋梗塞、脳梗塞、脳の認知能力など運動に関する問題だけでなく命に関わる問題も生じます。

 

電車でも座っている、家でも座っている、移動は車、デスクワークなど1日中座って生活している人は非常にリスクが高くなります。
まだ30歳代だから、40歳代だからと油断していると、年々筋肉量は減少します。

 

 

 

 

2.年齢相応の筋力でいいや。はケガの元!筋力強化、日常で運動を!!

 

『年齢相応の筋力でいいや~』

特にデスクワーカーの方々の、年齢相応でいいや~は自ら不健康の道に足を踏み込んでいるようなものです。

ご自身の日常の運動量を考えて年齢相応の筋肉について考えましょう!!

 

 

 

3.肥満と筋力低下・・・組み合わさっている人が多い

 

サモーナ パーソナルトレーニングでは、肥満で悩んでいる方のほとんどに筋力低下がみられます。
この状態は、非常に悪循環です。

動きにくくなった、太った、体重が重くなって関節に負担がかかってさらに動かなくなった。完全に負のスパイラルです。

 

人間はそもそも動くように作られています。

 

動かなくなればなるほど、どんどん退化していきます。

筋力低下と同時に食生活が乱れていたら肥満になったり、過度に痩せてしまったりと非常に健康に被害を及ぼします。

 

 

 

4.肥満と筋力低下に関する個人的な意見

 

個人的には筋力低下のほうが怖いと感じています。
肥満によって各種疾患や運動器の問題は出てきますが、筋力低下によって自分の体を支えられなくなっている状態のほうが危険。

 

程度にはよりますが、肥満であっても筋力があれば体を動かすことができます。

 

太っていても動ける人はいますよね?

ただ、明らかに筋力が低下している人は起き上がること、階段、歩行、段差など日常生活でかかる負担でさえ耐えられなくなっています。

一概にどちらがいいとはいがたいですが、個人的には多少太っていても筋力がある方がいいと感じています。

 

ベストは、食生活を改善して、筋力をしっかりつけられるような運動習慣を作り肥満を改善することです。

意識するかしないかは自由ですが、自分が一生付き合う体なので真剣に考えてみましょう。

 

 

筋力についてのブログもご覧ください

☆「ダイエット目的の筋トレより筋力強化目的の筋トレ 効果的にトレーニングするために必要なこと

☆「長期的なプランニングで筋力アップトレーニング・ダイエットをするメリット

☆「インナーマッスルの筋力低下が招く猫背などの姿勢不良とカラダの痛み

 

 

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