有酸素運動では痩せません!!という話をよく耳にします。
クライアントさんの中にも、たくさん歩いているのに痩せないのよ~
という方も多くいらっしゃいます。
今回は、脂肪燃焼と有酸素運動の関係についてお話ししていきます。
基本的に有酸素運動をしている際は、脂肪をエネルギーにして運動しています。
しかし、脂肪をエネルギーに変換する代謝経路は時間がかかるため、カラダに余剰なエネルギーがあるとなかなか自分に蓄えられた脂肪を使うことができません。
まずは優先的に糖質を使います。
余分な糖質は筋グリコーゲンとして筋肉の中に蓄えられますが、脂肪みたいにたくさん蓄えることはできません。
そこで筋グリコーゲンとして蓄えられなかった糖質は、余分なエネルギーとして中性脂肪を合成します。
勘違いしてはいけないのが、糖質が脂肪になるわけではないということです。
吸収された糖質が余分なエネルギーとなり、中性脂肪を合成してしまうことが問題なのです。
1.とは言っても有酸素運動しても痩せない
30分程度の有酸素運動をしている際は、必ず脂肪をエネルギーに変えてカラダを動かしています。
じゃぁ何で痩せないの?
的な感じになると思うのですが、有酸素運動していても普通に食事していたのでは痩せません。
シンプルにまず考えるべきことは、自分の活動量に見合ったエネルギーなのかどうかです。
基本的に米やイモ、フルーツなど糖質を多く含んだ食材をエネルギーとして使うタイミングが、自分の日常生活の中でどれくらいあるか考えてみましょう。
日常で座っていることが多い方を例に・・・
〇椅子から立つ瞬間
〇重い荷物を持つ瞬間
〇階段を上がるとき
〇ジャンプする時
など
普段していますか?
普段どれぐらい立ったり座ったりしていますか?
そんなにしていませんよね。
だから、そんなにたくさん食べていなくてもお腹がブヨブヨになるのです。
有酸素運動で効率よく脂肪を燃焼したいのであれば、必ず食事も気を付けなくてはなりません。
2.食事と有酸素運動で効率的に脂肪燃焼
有酸素運動でせっかく使った脂肪も、間違った食事をしてしまってはすぐに相殺されます。
今日はいいか
という考え方が痩せない第一歩です。
中性脂肪は何カ月もかけて合成されるわけではなく、毎日余分なエネルギーがあれば合成されます。
毎日の積み重ねで自分が目指しているカラダを作ることができます。
とはいっても人間だもの・・・
食べてしまうのが現実
その場合は、食べるタイミングを考えてみましょう!
もしくは自分の体に必要な糖質量の範囲内で食べてみましょう!
そうすることでストレスを減らすことができます。
ただ体重の落ち幅は少なくなるので、気長にできる方のみ実施してください。
どんな食事にしたらいいかは「糖質制限ダイエットの効果と現実」のブログにも掲載してありますが、糖質をコントロールした食事がベストです!!
あくまでもコントロールです!!
カットではありません。
必要な時に必要なだけ炭水化物を摂取することが重要です。
糖質制限しつつ、空腹のタイミングで『ゼーハーゼーハー』しすぎない有酸素運動をすることで、無駄な脂肪を落とすことができます。
脂肪を摂取しないことが大切なのではなく、無駄な炭水化物や砂糖を摂取しないことが大切なので勘違いしないように注意してください。
3.脂肪燃焼のために有酸素運動するときに何よりも大切なこと
何で有酸素運動をやっているのかを明確にすることです。
漠然と有酸素運動をしているだけでは長続きしないし、不思議と効果が乏しいです。
〇痩せるため
〇とにかく健康になるため
〇糖尿病を改善するため
〇全身の毛細血管を増やして酸素の運搬能力をあげたい!!
しっかりと目的をもって実施しましょう!
痩せるためやダイエットのために実施するのであれば、必ず食事のコントロールを組み合わせてください。
そうすることで、有酸素運動をしている際に脂肪を効率的に燃焼して無駄な体脂肪が減少します。
何よりまずは徹底した食事コントロールと有酸素運動を2週間試してみて、体重の変化を見てみましょう!!
有酸素運動についてのブログもご覧ください
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