こんにちは。
江東区大島のパーソナルトレーニングSAMONAです。
SAMONAでは、医療系の国家資格を保有したスタッフがマンツーマンで皆様の目標達成のためにトレーニング指導させていただいております。
多くの方が筋力アップとダイエットを目的に、パーソナルトレーニングを受けに来て下さります。
しかし、中には過度な食事制限により激しくリバウンドしてしまい、さらには、極端すぎる食事制限により筋力、筋肉量も低下してしまっている方も多くいらっしゃいます。
1.筋肉の重要性を知りましょう
これから、超高齢化社会を迎えるので、筋肉はこれからどんどん重要性が高まってきます。
何もしなくても年々、筋肉の量は低下していきます。
40歳を超えると全身の筋肉の量は少なくなります。
およそ80歳までに、男性10.8%、女性で6.4%の筋肉量が低下するといわれています。
筋肉は健康を維持するためにも、見た目の美しさ、かっこよさを高めるためにも重要な役割を果たしています。
かっこよく、スタイル良くなろうとしてダイエットを始めたのに、筋肉が落ちてしまったら元も子もありませんよね。
良かれと思って始めたダイエット、間違えると結果的に筋肉量を減らしてしまう事もあります。
2.糖質制限ダイエットの落とし穴
ダイエットというとよく耳にするのが糖質制限ダイエットとか、低炭水化物ダイエットですが、ダイエットに必要なカロリーまで一緒に制限してしまうと、筋肉の材料になる筋タンパク質の合成量も減ってしまい、筋肉量が減ってしまう可能性があります。
筋トレをして適切にタンパク質やその他の栄養素もしっかり食べれていれば、糖質制限をしても極端に筋肉量が減少することはないでしょう。
あくまでも、トレーニングやその他の運動をせず、過度な糖質制限を実施した結果、体重と共に筋肉が減少するようです。
3.ダイエットで筋肉量と筋力が低下することにエビデンスはあるの?
ご存じの方も多いと思いますが、体重は、脂肪量と脂肪を排除した除脂肪体重を合わせた重量のことを言います。
除脂肪体重というのは勘違いされがちですが、脂肪を除いた筋肉だけの重さではありません。筋肉の他にも、骨、内臓、血液などを合わせた重量になります。ダイエットする際に摂取するタンパク質量を決める指標にもなります。
骨や内臓の重さはほとんど変化しないので、除脂肪体重が変動した場合は筋肉量や水分量が変動したものとして考えます。
ですから汗をたくさん書いて体重が軽くなった!!といって喜ぶのは間違えという事ですね。
単なる脱水です。
体重の減少は、脂肪量と筋肉の減少(除脂肪量の減少)として考えられます。
ものすごく流行している炭水化物を制限するダイエットですが、確かに体重を落としやすいダイエットに間違いありません。
しかしかなり信頼のある論文によると、低炭水化物のダイエットをした場合、その減少した重量の約25%が除脂肪体重であるとのことです。
科学的にも、単なる低糖質ダイエットだけを実施してしまうと、大切な筋肉まで落としてしまうリスクがあるのです。
単なるダイエットをすると脂肪だけでなく筋肉も落ちてしまうという事を皆さんも覚えておきましょう。
筋肉の量が減少すると当然、筋力も低下します。
4.筋トレと食事のバランスを考えて
ダイエットをすると、筋タンパク質の合成量を減らしてしまいます。
つまり、筋肉の材料となるものが減ってしまいます。
さらに、筋肉を分解するスピードも速くなります。
筋肉の材料になる筋タンパク質は、1日中常に合成と分解を繰り返しています。
そのバランスが釣り合っていることで筋肉の量が維持されているのです。
分解量が増えれば、筋肉の量が減少します。
つまりダイエットをすることで筋肉を合成する量が少なくなり分解量が上回ってしまうために、筋肉量が低下してしまうのです。
ダイエットをする際は、筋トレも食事も一層気にして実施しないと求めた結果は出ません。
皆さんもダイエットをする際は安易な気持ちではなく、ご自身の身体と真剣に見つめあって取り組みましょう!!
パーソナルトレーニングジムSAMONA
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