江東区大島駅、住吉駅から徒歩1分のパーソナルトレーニングジムサモーナです!
今回の記事では、姿勢を改善することで肩こりなどの体の不定愁訴による不調だけでなく、痩せやすい体質にもなるといったことをテーマに記事を書かせていただきます。
肩こりがひどくて仕事や日常生活に支障が出ている方、これからダイエットしようとしている方にも参考になる記事ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
なぜ姿勢が悪くなるのか?姿勢不良の原因と身体のへの悪影響
姿勢が悪くなる原因として最も考えられるのが『座って過ごす』といった習慣です。
デスクワーク、自宅のソファでゆっくり、電車の座席、車の運転などやむをえない環境もありますが、座って過ごすことで身体に大きなストレスをかけています。
『座ることは、喫煙と同じぐらい身体にダメージを与える』という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
少し、大袈裟な表現かもしれませんが、何年も前からこのような表現で『座って過ごす』ことの危険性が指摘されています。
世界的に見るとWHOや厚生労働省における健康づくりガイドラインにも『なるべく座る時間を減らす』といったような内容が組み込まれています。
一部の研究では、1日2時間以上連続で座ることで『心疾患、糖尿病、メタボリックシンドローム、がん、腰痛、頚部痛(肩こり)、その他の整形外科的な問題を増大させる』といった報告もあります。
それにより、座ることは喫煙と同じように寿命を縮める可能性があると危険視されています。
長時間のデスクワーク、そして疲れて自宅に帰りソファに座ってスマホ操作、それにより肩こりや腰痛が悪化し、慢性化してマッサージに行ってもその場しのぎにしかならない・・・といった経験をしたことがある方も少なくはありません。
また、多くの研究によって『長期間にわたり座って過ごし生じた身体への悪影響は、1時間程度のストレッチやエクササイズで改善するものではない』ということも報告されています。
起きている時間のほとんどを座って過ごしていれば、1時間のジムでのトレーニングや就寝前に行うストレッチなどのセルフケア、整体やストレッチサロン、マッサージなどのケアによる恩恵も無効になると言われています。
端的な表現をすると『運動をしている人も運動不足の人と同じ』になってしまいます。
『肩こりを解消するために、マッサージや整体に行って数日で元に戻ってしまうこと』は科学的に証明されているのです。
世界保健機構(WHO)では、身体的非活動、つまり『座りすぎ』は世界中で320万件の死亡を引き起こすことに関係しているとし、死亡原因の一つとしてもピックアップしています。
このような文章を読むと『どうすればいいの?』と絶望的な気分になるかもしれませんが、解決の方法はあります。
解決の方法に関しても『私たち人間の身体の本質』を理解し、行動すれば健康的な身体を誰もが手に入れられます。
その答えは非常に単純です。
人は、睡眠時間以外は動くように設計されています。
人間の正常な生理機能はこのような事実に基づいて設計されています。
動き続けるということ?と現代社会の人には非常に面倒なことのように聞こえるかもしれませんが『動き続けろ』ということです。
身体の構造的にも『座る』ことが肩や首に負担をかけることは、科学的に証明されています。
私たちの身体は、動かすようにできている。
そして動かすことで健康が保たれる。
これらは紛れもない事実として報告されています。
ちなみに、この記事を書いている私自身は、自動車の運転でさえ45分以上座ることはありません。
座っている時間は1日平均2時間未満です。
身体を動かすことの重要性
『身体を動かす』というとイコール運動をするということに直結しがちですがそうではありません。
もちろんスポーツをしたり、筋トレをすることも含まれますがそれ以外には以下のようなものが挙げられます。
・電車の中で立つ
・歩いて移動する
・買い物で歩く
・歩くのが困難であれば可能な限り自力で移動する
・仕事中こまめに立ち上がる
・洗濯をほす
・掃除をする
など
上記のような日常的に何気なく行っている動作も『身体を動かすこと』に含まれます。
しかし、立っていることや歩いていることで身体に不調をきたすこともあります。
それに関しても『不都合な真実』があります。
それに関して後ほどご説明します。
少しでも、関節を動かして、自身の意思で自分の筋肉を動かすことで、皆さんが想像している以上に身体に対する負担は軽減します。
肩こりや首こりのような不定愁訴も気がついたらなくなっているかもしれません。
身体を動かした方がいい!でも・・・隠された不都合な真実
パクリのようなかっこいいタイトルをつけました・・・がぴったりのタイトルです。
睡眠時間以外は身体を動かして生活をすることで健康的な身体になると言いましたが、不都合な真実もあります。
それは、今まで身体を動かしていなかった人が身体を動かすようになると『関節や筋肉』に痛みが生じる可能性があるということです。
その理由としては非常に単純で『身体の使い方を教えてもらっていないから』です。
『ずっと座っていられる未就学児はいますか?』この質問に関して少し考えてみてほしいです。
おそらく答えは『NO』でしょう。
では、いつから座ることを強制され、座っていることが正しいと思うようになるのでしょうか。
おそらく『小学生』からです。
学校の授業を聞く体勢は『座位』です。
座って、授業をうけ、休み時間まで座っている子供も少なくありません。
WHOの統計では、約8割の子どもと青少年の『身体活動量』が不足していると報告されています。
学校の授業では、球技や体操、陸上やダンスなど様々な『スポーツのやり方』を教えてくれますが、その前提として存在する『立ち方、座り方、歩き方、走り方、ジャンプの仕方、ロープの引き方、ボールの投げ方』などの詳細に関する講義はありません。
そして、そのまま成人を迎え社会に出てさらに活動量が減る。
身体の機能的なものが破綻したまま成人を迎えデスクワークが増加し、健康診断で異常が見つかり、運動を再開。
運動を再開した結果、怪我をする。
そして、身体を動かすことが億劫になりさらに活動量が減るというパターンが多いのではないでしょうか。
早く負のスパイラルから抜け出さなくてはなりません。
座ることで負担をかけて、構造が破綻した身体を正常な状態に戻し、活動的な生活を送る必要があります。
そのために私たちパーソナルトレーナーが存在しています。
ダイエットがメインじゃない!パーソナルトレーナーの役割!
パーソナルトレーナーによって得意分野などがある場合もあります。
しかし、人の身体に関わるものとして最低限の生理学や解剖学、機能解剖学、バイオメカニクスなどを学んでいるはずです。
パーソナルジムやそこで働くパーソナルトレーナーは、『ダイエットの指導をするために存在している』という認識が一般的に普及しているように感じます。
しかし、パーソナルトレーナーの役割はダイエットのサポートを行うだけでなく、関節や筋肉の機能改善や腰痛や肩こりで慢性的に悩んでいる方のコンディショニングやトレーニングを指導したり、日常生活における立ち方や座り方、身体がより健康的になるための過ごし方の指導をすることまで多岐にわたります。
前の章でも紹介させていただいたように、筋トレやボディビルディング、スポーツパフォーマンスアップといったような応用のトレーニングの指導をするだけでなく、健康的に活動量を増やすための『立ち方や座り方、歩き方、関節の正しい動かし方』などの基本的なことを指導させていただき、姿勢を整え、肩こりなどの痛みがなく、身体の機能を正常にするためのサポートをすることもパーソナルトレーナーの重要な役割です。
肩こりだけでなく、腰痛、膝の痛みなど様々な身体の問題を改善するためにパーソナルトレーニングという選択肢がなかった方は、この記事を読んで今後は選択肢の一つに入れていただければと思います。
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