結論からいうと『ダイエットに効果はありません』
世の中にたくさんのダイエット方法があります。
ダイエットは食事のバランスを整えて初めて出来るものなので、HIIT（ヒット）トレーニングをやったからと言って、美脚になったり、くびれたり、痩せたりすることはありません。
HIIT（ヒット）トレーニングでボディメイクはできません。
そもそもHIITトレーニングは脂肪燃焼のために考案されたトレーニング方法ではありません。
最大酸素摂取量や最大酸素借の能力向上には効果的ではあるけど、直接的にHIITトレーニングをしたからと言ってダイエットはできないのです。
【目次】
１．HIITとは？（ヒート・ヒットともいわれてる）
High
Intensity
Interval
Training
ハイ インテンシティ インターバル トレーニングの略です。
きつい運動と軽い運動を組み合わせたインターバルトレーニングは、皆さん聞いたことがあると思います。
それを『めっちゃきつく』したのがHIITトレーニングです。
自分の限界に近い領域で『追い込む』ことで、有酸素的な能力が高くなります。
結果として、脂肪燃焼しやすい体質になるかもしれませんが、HIITをやったからって脂肪燃焼はしません。
そもそも、一般の方が最大酸素摂取量に近い領域まで『追い込む』ことは中々難しいので、皆さんがやっているのは、単なるインターバルトレーニングに近い強度かもしれません。
２．HIITトレーニングは短期間で脂肪燃焼できるのか？
HIITトレーニングをすると、通常のジョギングやウォーキングなどと比べると、短時間、短期間で有酸素能力が高まり、酸素を身体の中に取り込みやすくなります。
なので、HIITと食事のコントロールをしていくと、短期間で痩せやすい体質になるかもしれません。
ただしHIITトレーニングにはメリットもデメリットもあるので説明します。
３．HIITのメリットとデメリット
３－１．HIITのメリット
・短期間で有酸素的な能力が高まり効果が出やすい
・一般的な有酸素運の数倍の効果が期待できる
・心肺機能が高まる
３－２．HIITのデメリット
・一般の人では、追い込み切れない
・ケガのリスクが高い
・運動能力が低い人には効果が出にくい
HIITは皆さんが思っている以上に追い込まないと一定の効果が得られにくいです。
運動が不慣れであったり、体調がすぐれなかったり、痛みがある場合は絶対にやめた方が良いです。
また、運動習慣のない人が安易に取り組まない方が良いトレーニング方法です。
肥満の方は、基本的に運動習慣のない方が多いと思いますので、ダイエット目的でHIITを実施するのは控えた方が良いでしょう。
４．自分を限界まで追い込む！！これがHIITの絶対条件
タイトルの通り！！限界に近い強度でやらないと最大の効果が期待できないです。
最大酸素摂取量の測定はしたことがない方がほとんどでしょう。
私自身は、何度も験者、被検者として計測してきましたが、ほとんど倒れかけるか、吐くかします。その、最大酸素摂取量の９０％以上の強度で実施するとなると『ヤバい』ですよね。
近年HIITは全力で実施しなくても効果が期待できるといったような報告がありますが、もはやHIITじゃなくて、単なるインターバルトレーニングですよね。
ただし、この研究に関してはそこまで信頼性のあるものではないので、運動不足の方がご自身の運動習慣にそんなにきつくないインターバルトレーニングを組み込むことで効果は期待できるのではないでしょうか。
５．HIITとダイエットの関係
HIITをトレーニングは、運動初心者やダイエットを目的とする方にはケガのリスクがあるのであまりお勧めしません。
簡単なインターバルトレーニングから開始して、数カ月経過したのちにHIITを自分のダイエットのための運動習慣に組み込むのが理想的でしょう。
パーソナルトレーニングジムSAMONA
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